さてと、

『メイとりあえず東館に行きましょ?AクラスとSクラスどちらもその館らしいわ…。』

「うん!じゃあ行こっか!ところでさっきのcallはアルト様?」

兄さんに様付け…違和感しかないわね

『そうよー兄さんちょっと私に過保護なの…』

「あははでも羨ましーなあたしには生意気な弟しかいないからあんなカッコいいお兄様がいて…」

メイに弟がいるのか…

『へぇ…メイって弟がいるのね?会ってみたいわ。』

「また今度ね?」

そんなたわいもないはなしをしていると東館についた…

『着いたわ。なんだか他の館より大きくみえるのは私だけかしら?』

そう…この東館ほかにF、Eクラスの西館D、Cクラスの北館Bクラス、体育館のある南館の建物より豪華で大きい…

「え?!ミクルマ知らないの?この学園ではクラス、クラス順位が高位なほど権利や力があるの…だからここの館にいられる人は将来を約束されるの。」

なるほど…ね。
クラス、クラス…順位か

さてとクラスに行かなきゃね?

「えっとあたしはAクラスだから二階だね?ミクルマは三階かぁ…離れちゃうけどまた後でね?寮に行くの一緒にいこーね!」

『えぇ。もちろん!また後でね?』


そして私たちはそれぞれのクラスへあるきだした