学園についた…
Sクラスの教室はどこかしら?

「あっ!ミクルマー!おはよー!」

ん?

『おはようメイ!』

「教室どこかわかるー?」

私は横に首を振った…。

「そーか…んーどーしよ私もわかんないんだー!」

んー…

『あ、そうだわ!』

あの人に連絡してみるとしますか…

「???」

メイは首を傾げていた。

《call to aluto》

[ミクルマー!おはよー!俺に連絡してくれるとか感激…『兄さん…落ち着いて…』おー?なんでー?ミクルマの声聞けて俺は落ち着いていられんぞ?『兄さん…SとAクラスがどこか教えてー!』お?無視かスルーか?お兄ちゃん悲しいぞ…『そんなこといいからはやくー!』うぅ…東館の二階がAクラスで同じ館内の三階がSクラスだよ!あ!ミクルマー!ついでに生徒会室は同じ館内の四階だよー!いつでもこいよー!『わかったー!ありがと!』]

《call stop》

今の会話は察しの通り私の兄アルト・アルファロメオとしていた
これはcallという魔法この魔法はだれでもつかえる基本魔法。


魔法には魔力が少なくてすむ順に
基本魔法→初級魔法→中級魔法→上級魔法→最上級魔法
というランクがある。

この上にあまり知られていない

古代魔法→天級魔法→神級魔法

このランクは国の最上位の魔力がなければつかえない

もし、魔力が少ないまま使えば身を滅ぼすと言われている。




そしてもうひとつ

禁術魔法がある

禁術はその名のとおり禁止されている魔法。
使えば国外追放もしくは死刑。

まぁ禁術魔法も魔力が大量に必要だから使おうとする人は今のところいない。





ちなみに兄さんはシスコン…しかも厄介な…。