《悠斗SIDE》

俺は、午前中の外来を終わらせて、梨々の仕事が終わるのを待っている…。


梨々華「悠くん!ごめん。今終わった。」

悠斗「気にすんなって。」

プルルルー

急に梨々のプライベート用の携帯がなった。

梨々華「はい。もしもし。」


梨々はなんか困ったような表情をしていた。

梨々華「はい。まだ、いるので運ばせてください。」

電話をきると明らかに様子のおかしい梨々。

悠斗「梨々。どうした?」

梨々華「悠梨ちゃんが、学校の体育の授業中に倒れたって。すぐに運ばれてくる。」

悠斗「梨々。悠梨がきたら、治療のサポート頼む。」

梨々華「うん。」

梨々は、悠梨の体が弱いのは、自分が健康な状態で産んであげれなかったからだと、未だに責めている。

悠斗「梨々。悠梨を救うのが今の梨々の仕事なんじゃないか?」

梨々華「うん。そうだよね。悠梨ちゃん、来たら、ちゃんと治療のサポートする。」

悠斗「よし!外で待つぞ。」

梨々華「うん。」