この運命を奇跡と呼ぶならば。



そう言って伊東も立ち上がり部屋を出て、それに続く様に永倉、藤堂、原田も立ち上がり部屋を出ようとした。


「…じゃあ、俺らも部屋に戻るか。」


「…あぁ…。」


「3人とも、待って。話はこれからよ。」


「…話は、これから?」

桜の呼び止めによって振り返ると訝しげに聞き返した。


「伊東さんは、呼ばなくていいわ。座ってくれる?」

「あ、あぁ。」

戸惑いつつも、桜の指示通り座ると土方が口を開いた。


「さっきの話しは嘘だ。」


「…は?」