「まあなんでもいいけど、ほれ、<リスト>出せ」


ポイッ


「おまっ、<リスト>丁重に扱えよな!?大切な<魂>があるんだからよ~」



俺が<リスト>を渡そうとしたら、ミュラが横から放り投げた。すかさずナガトさんのキャッチ。


「フン、フン…ちゃんと集められてるな。おっ?」


ナガトさんの<リスト>を捲る手が止まった。なぜなら…


「なんだ、この紙くず?」



ナガトさん買い出しつけ紙くずがあったからだ。