「はぁ…」 あの吸血鬼先輩に会ってから溜め息が止まらない… 「小花?どーしたの?最近、溜め息ばっかり」 そんな私の心配をしてくれる燐 でも、言えないよ 吸血鬼の問題なんだもん 「うん、ちょっと…ね」 「私に言えないことなら…仕方がないね。よく分からないけど…あまり抱え込まないでね?」 「ありがとう、燐」 相談出来なくてごめんね 心配してくれてありがとう 別に悩んでる訳じゃないんだ 悩んでるんじゃなくて… "怖い"んだ