駅の中はクリスマス一色。その中で異色なあたし達。 「どうして?」 「悪いことをしたから」 同じように立ち上がった小学生はそれを聞いて眉を顰める。 地獄絵より怖かったかな。 少し肩を竦める。あたしは小学生と手を繋いで、あちら側の入り口まで歩いた。 もう夜遅い、が、あたしはもうよっぽどのことが無くてはこの境界線を跨ぐことが出来ない。 「ごめん、これからはここまでなんだ」 「そうなの?」 「うん、気を付けて帰りな」 確かにあちら側は治安が悪いけれど、流石に小学生に絡む馬鹿は居ない。