好きのおもさ


外を見てみると、止むことのない雨.


朝結構強かったけど、今はもっと強くなった気がする.



傘を差し、下校する.



「立山!!」


はぁぁ. また声をかけられる.


もちろん声をかけたのは、毎度おなじみ宇川くん.


「何?」


「お、今日はちゃんと返事してくれたな」


いつもは返事をしない私に、感動していた.



「で? ご用件は?」


「つまんねぇな.

雨みたいに接するなよ.


俺の天気はいつでも晴れだぞ!!」



「いいや、晴れを通り越してるでしょ.


快晴じゃない?」


「お! 立山はそんなに俺をいい人だと思ってんだな?」


「・・・.

よくこんなコメントで、そう解釈出来るね.


スゴいよ.


で、用件は?」


「決まってんだろ!

一緒に帰るぞ」