「良かったね…」
彼女のテンションとは正反対に、私は薄く返事をする。
それにイラついたのか、白川さんは罵った。
「加奈ちゃんの方こそ、自分がいった意見採用されたんだよね?
すごいじゃん!!
あたしが忠告したのにも関わらず、よくもまぁそんなに目立とうとするよね。
神経おかしいんじゃない?
友広くんに謝りなさいよ」
彼女のテンションの変化に、何もしない男子陣。
別になにかしてもらうことを欲してないけど。
「それは前の話。
本番では私は何もしないんだ」
「なんだ、そうなんだ。
つまんないの。
あ!!このキーホルダーかわいい!!
ちょっと見せてよ」
つまらないって言った白川さんは、私のカバンを見て再度テンションを上げている。
彼女が見たものは…友広くんが私のために買ってくれたキーホルダー。


