何でこんな…
悲しみを感じるんだろ。
少しずつ涙が溜まっていく。
その姿に宇川くんは気づいたんだろう。
私は見られたくなくて、走った。
最初は追いかけていた宇川くんも、徐々にスピードを落として私を追いかけなくなった。
家に着く。
居間に行き、カバンを放り投げる。
無力なまま布団に寝転がる。
枕に顔を埋めた。
抑えていた涙を枕に濡らす。
何が辛いんだろう。 苦しいんだろう。
何が悔しいの?
答えが出ない。
答えを模索していると、私はいつの間にか眠っていた。
起きて時計を見ると、18時3分。
……打ち上げ。 行かなきゃ。
だけど体を動かすのが怠い。
行きたくない。


