好きのおもさ


「あ・・・」


目の前にある光景は、近接する男女の姿だった。



私がその二人組を見ると、女の方が小声を上げた。


勘弁してよ・・・

何で図書室でこんなことしてるんだよ・・・


あきれてしまう。


しかもこの男女、二年生だし。



私の方が嫌な状況なんだよな。


「ちっ。邪魔が入りやがった。

行こーぜ」


柄の悪い男が私を睨みながら、立ち上がった。


こんな所でイチャイチャしてる方が悪いっつうのに。


何で私がこんな嫌な思いをしなくちゃいけないんだよ。


まるで宇川れおとみたいじゃないか。



!!!


何であいつのことなんか・・・