家に着き、部屋に入る。
そして座り込んだ。
まだ成績のことが受け止められないのだ。
カバンを開け、もう一度成績表を確認する。
書かれている数字は、正真正銘の6。
見れば見るほど、自信が失われる。
次第に手に力が入らなくなっていく。
もう勉強しか頼りにしたくなかったのに。
何で勉強まで私を突き放そうとするの…?
数時間後…
バイトの時間に突入だ。
今までは普通に行けたのに。
今は誰にも顔を会わせたくないせいもあり、バイトに行くのがゆううつだ。
休みたい。
そう思ったことは、一度もないのに。
ここまで来ると、私自身が心配になる。
重い気持ちを背負って、私は家を出た。
「お願いします」
仕事場に着くと、仕事仲間に挨拶をする。


