《瑚堂学園 図書室》
「やっと来たか。待ちくたびれたよ」
図書室に入った裕晶とゴトウを迎えたのは、カウンター席に座る男子生徒だった。
染めていない黒髪が男子にしては色白の肌を際立たせているが、不健康というイメージは感じさせない。穏やかな笑みを浮かべている男子生徒は、しかし目は笑っていないため、鋭い眼光で裕晶を見据えている。
「初めまして。ゴトーから話は聞いていたよ。俺は三年の遠野明(とおのあかり)。よろしく。美術部所属で、見ての通り図書委員もやってる。今図書室にいるのは俺達三人だから、あまり騒がなければ問題ないよ」
「あ、立岡裕晶です。よろしくお願いします」
言葉遣いは丁寧で、優しげに語りかけてきた。どうやら、遠野明という男子生徒がゴトウのいう第三者のようだ。同じ男子生徒であったことに安心し、自らも自己紹介をする。
「やっと来たか。待ちくたびれたよ」
図書室に入った裕晶とゴトウを迎えたのは、カウンター席に座る男子生徒だった。
染めていない黒髪が男子にしては色白の肌を際立たせているが、不健康というイメージは感じさせない。穏やかな笑みを浮かべている男子生徒は、しかし目は笑っていないため、鋭い眼光で裕晶を見据えている。
「初めまして。ゴトーから話は聞いていたよ。俺は三年の遠野明(とおのあかり)。よろしく。美術部所属で、見ての通り図書委員もやってる。今図書室にいるのは俺達三人だから、あまり騒がなければ問題ないよ」
「あ、立岡裕晶です。よろしくお願いします」
言葉遣いは丁寧で、優しげに語りかけてきた。どうやら、遠野明という男子生徒がゴトウのいう第三者のようだ。同じ男子生徒であったことに安心し、自らも自己紹介をする。


