《6月9日 瑚堂学園 放課後》
「よっ、昨日の宣言通り来たぞ」
「…………」
最初に見た時と変わらない笑みを浮かべて裕晶の教室にやって来た彼。その様子を見て何と反応すれば、何を言えばいいのか判らなかった裕晶は、無表情で一言も発さないという態度を選んだ。
HRが終わり、帰り支度をしていた時だった。
改めて彼を見ると、裕晶と同じ学年色の上履きを履いており、同学年であることが判る。このことも、昨日の時点では気にしていなかった。
「なーんか、睨んでるって訳じゃねえけど、怒ってるっぽい?わっかんねぇな、お前のその表情じゃ。コミュニケーションって必要よ、オーケー?」
「とにかく今は話がしたいんだけどさ」
「あー判った判った。んじゃ早速本題いっちゃうけど」
「最初からそれしか目的がない」
不機嫌さを表情に滲ませ始めた裕晶を前に、彼は軽い調子であしらう。
「よっ、昨日の宣言通り来たぞ」
「…………」
最初に見た時と変わらない笑みを浮かべて裕晶の教室にやって来た彼。その様子を見て何と反応すれば、何を言えばいいのか判らなかった裕晶は、無表情で一言も発さないという態度を選んだ。
HRが終わり、帰り支度をしていた時だった。
改めて彼を見ると、裕晶と同じ学年色の上履きを履いており、同学年であることが判る。このことも、昨日の時点では気にしていなかった。
「なーんか、睨んでるって訳じゃねえけど、怒ってるっぽい?わっかんねぇな、お前のその表情じゃ。コミュニケーションって必要よ、オーケー?」
「とにかく今は話がしたいんだけどさ」
「あー判った判った。んじゃ早速本題いっちゃうけど」
「最初からそれしか目的がない」
不機嫌さを表情に滲ませ始めた裕晶を前に、彼は軽い調子であしらう。


