結局、自分と彼の関係は、一体どういうものなのだろう。
非常に濃い学校生活で生まれた疑問。その答えを探すには、インパクトが大きすぎる出来事ばかりだった。
視野が広くなり、余計に答えを探しづらくなった。
「そういえば、座敷童子って小学校や中学校にはいないの?」
「いや、いるぞ?建物があって、そこに人が住んでいればな。まあ基本は人前には出ることはないな。俺が特殊なんだ」
「そうなんだ」
何となく訊いてみた。そうなんだ、と一言でしか答えられないのが申し訳なかったが、それはもうどうしようもない。
再びの沈黙。この質問が裕晶の言いたかったことではないと、ゴトウも察知したのだろう。自分が喋る時とそうでない時を弁えている。


