ナナメ45゜、キミとkiss。~夜も昼も放課後も~【短編.完】

「乃々華は、あの幼馴染といつも一緒にいんの?」

「……え?」


統真くんの唐突な質問に思わず口から素頓狂な声が飛び出した。

いつも一緒?純也と?


「うん。大体は。家族ぐるみの付き合いだし、学校も一緒だから」

「………」

「あ、純也もね、バスケ部なんだよ!統真くんみたいに上手くはないけどバスケが大好きでね。私がバスケ始めたのも純也がキッカケなんだ。練習相手になれって無理矢理やらされたんだよ。あ、今は違うからね!?今は純粋にバスケが大好きだから!」

「……そう。家と学校、バスケ部まで一緒なんだ」

「それでね、純也ってば来年全国大会連れてってやる!って意気込んでるんだよ。私マネージャーじゃなくて女子バスケ部なのに。連れて行くっていうのはオカシくない?」

「………」

「っていうか、全国行くにはその前に統真くんがいる学校を倒さなきゃ……って、ちょ、統真くん!?」