なんか絡まった糸がするすると解けるような感覚








莉「やっと会えた。あたしのヒーロー。」






また助けられちゃったな








莉「ありがとう。あの日も今日も。」








彪「どういたしまして。」








ほっこり







今の雰囲気を表すならこれがしっくりくる







それからあたしは教室に上がった








そしたら流惟の突進を食らった







地味に痛いし彪が居なかったら脳震盪起こしてるから







流「怪我とかないか?!なんで先に行ったんだよ!心配したんだぞ!また変な奴に襲われてないかとか、電話も出ないメールも無い。俺じゃ頼りない?」








莉「ごめんなさい。」







思わず出た言葉







他に何て言えばいいか分からない







だけど彼の顔を見て罪悪感は倍増







岺「無事で良かった。時雨も変だし困ったもんだよ全く。」







莉「本当にごめんなさい。」








だけど時雨が変とは?









岺「時雨が悪いんでしょ?昨日からして時雨が余計なこと言った?」
莉「余計なことではないと思う......」








多分