息切れ直前だがそんな弱みを見せちゃダメ
向こうが真剣にぶつかるならそれに応えるのが筋でしょ
淹「やりたいようにやるか。確かに理不尽だったね。でも人は理不尽な生き物なんだよ。時雨は女じゃないいずれ帰ってくるよ。それに女の子は夜道を出歩くもんじゃないよ?
あと、少し昔話をしようか?」
そう言って神妙な顔で話し始めた淹折
ねぇ、そこにあたしは踏み込んでもいいの?
でも話してくれるなら
あたしも全力で聞いてあげるよ
アドバイスも同情も無理だけどね
聞くだけ聞いてあげようじゃないか
君のトラウマとやらをさ?


