するとトントンとノックの音






莉「はーい。」
時「入っていい?」







遠慮がちに聞かれいいよと答えると







時「莉緒不足。」







と抱きしめられ







莉「.......んっ」






キスされる







昼間は淹折たちに見張られてるから今しかないんだよね





莉「時雨.......」
時「莉緒......」





なんとなくその目の真意は知ってる







莉「..........怖い。」
時「そっか。当たり前だよな。ごめん。こんな聞き方するとか.......ちゃんと待つから。」







心の準備ができるまで







莉「ごめんっ.......んんっ...........ふぁ.......ぁ、ゃぁ........ふっ.......ん......」







そしてゆっくりと離れていく






潤む目は眠気でとろんとしていて






時「寝るか。」






と抱きしめられながら眠りについた






莉「おやすみ。」
時「おやすみ。」