俺は直ぐに彼女の元へ走った どうやらヤられてはいないようだ 素早く縄を解き抱きしめる 颯「ごめん。本当にごめん。黙っててごめん。もう大丈夫だから。」 彼女は泣きながら頷くだけ ごめん ただそれだけ言い続けた そして微かに動いた彼女の口 「助けてくれてありがとう。」 あたし知ってたよ。と笑う彼女を抱き締めた 知ってて俺と一緒にいてくれた それだけでもう十分な罰だった