それから颯人は彪に連絡してくれて泣き止むまで一緒にいてくれた
颯「飲み物買ってくる。なんかいるか?」
と聞かれふるふると首を振れば
颯「分かった。」
と数回頭を撫でて行ってしまった
本当は行って欲しくなかった
これが恋なんかは微妙だけど今は人肌が恋しい
誰でもいいからそばに居て欲しい
「かーのじょっ♪1人?ってか泣いてんの?あ、彼氏に振られたとかぁー?」
と突然頭上から聞こえたのは変な声
失礼ではないよ事実だし
莉「あなたには関係無いですから。」
と立ち上がれば腕を掴まれる
何でこんなとこだけ王道なの!
なんて八つ当たりも虚しく


