颯「お前だけなんだよ。暴走族のトップって聞いて何も変わらなかったの。つか学校の女子見てりゃ分かるだろ？大体いつもあんな奴ばっかだった。淹折じゃねぇけどさ、女なんてって部分もあった。」
そこまで言って彼はスッとあたしを見た
そして頬に手を添える
莉「颯「お前だけだったんだよ。俺に喧嘩売る奴は。確かに世界が狭いって言われればそれまでだけど。けど今までもこれからもそんな奴いるのかって思っちまう。探せば要るんだろうけど、それは違うと思うんだよな。」
遮るなよ．．．ちゃんと聞くからさ
てか、喧嘩売るってそっちがでしょ
莉「あたしは喧嘩を買っただけですけど？勝手に絡んできたのも上からもの言ってきたのもあんたが最初でしょ。」
なんて言えば軽く鼻で笑われた
颯「関わりたくないって目をしてたから、ムカついた。」
と笑った
