最後の夏休み Last Summer Days.

「残りの1ヶ月、アタシここにいてもいいですか?」



だって、会って話したいこと、いっぱいあるから。



「いいよ。電気も水道もちゃんと使えるから」



「ありがとうございます」



思ってたよりすんなりと許可してくれたサエコさんにアタシは頭を下げた。