何だって、神様はあんな下らない嫌がらせしかしないような人たちを、この世に作りだしてしまったのだろう。


あんな奴らがこれからも生き続ける世界だというのなら、何故私をこんな汚れた世界に堕としたのだろうか。
 

手首を切っても分からない。


壁を殴っても分からない。


喉を強く引っ掻いても、爪をめくっても……どれほど自分を痛めつけても、私には答えが分からなかった。