それからおよそ、2時間後の事だった。 -ガチャ- インターホンを鳴らさずにそのまま開かれる扉。 思わず瞳を見開いて見つめた視線の先……そこには 「こんにちは」 夢にまで見た、生のムラハルの姿があったんだ。