「俺にも自由くれない?」 「……何??」 真二はもう自由だよね? モデルとしての地位を確立してるし 誰もベリーボーイだったなんて知らないし。 仮に噂になったとしても事務所が全力で潰すだろう。 首を傾げる私を、真二は街中でイキナリ抱き締めた。 「きゃあっ!」 私の悲鳴に周りの視線が痛いほど集まって……。