涙?? 泣いてるの?? 「嫌われるかもしれないけど聞いて欲しい」 何かを決意したかのような真二の言葉を……断れなかった。 しんと静まり返る部屋の中、触れ合った体を離せなかった。 温もりを手放したら……そこで終わってしまいそうで。 ちゃんと大好きな人の言葉を受け止めようと、密かに決意したんだ。