だから私は感情を押し殺して いい女であろうとする。 都合がいい女だったとしても、構わない。 私は奴が好きだから。 ~♪ 再び響く、着信音。 再びディスプレイには奴の名前。 「もしもし」 『なに、機嫌悪い?俺今から帰るわ、そっち行く』 機嫌悪いのは誰のせいだっつーの。 本当、男ってなんにもわかってない。 「はいはい、ご飯作ってるからね」 『おー、なるべく急いで帰るわ』 なるべく急ぐのは、ただ単にお腹がすいているから。 はぁ……