俺の隣




重い荷物をもって帰ってきたのはマンションの7階。



隣が奴の部屋。



部屋に入って、スウェットに着替えて化粧を落とし、くつろぐ体勢になってテレビをつけた時。



~♪



ケータイが着信を知らせた。



「……誰?」



ディスプレイには 奴の名前。



「…………もしもし」



『今日夕飯なに?』



「煮物」



『あー……うち置いといてくんねぇ?』



「うん、わかった」



私はパシリかっつーの。



電話を切って 仕方なくジャガイモやらニンジンの皮をむきはじめ、煮物の準備。