本当に突然だな。 「えぇー!せっかく来たのにー!」 「いくら芽依でもさすがに無理!だめ!」 舞依、芽依なんだ。 顔は似てるのに性格は似てないなー… 「ね!響くん!」 「はっ、はい?」 俺に話しかけてたっ? え、なんなんだ?なに言ってた? 「芽依は出かけたくて、舞依ちゃんは出かけたくないんだって。で、響さんはどっちがいいかって」 コソッと耳打ちしてきた颯太さん。 「あ、そうゆうこと……」 ぶっちゃけ、めんどくさい。 でも、舞依の妹だから付き合いよくしとかないと……