「……………………」 「……………………」 ん?……話し声……? 舞依と俺しかいないはずなのになんで……? 「あっ、ごめん、それとって!」 …………舞依? 「ん?これ?」 おっ、男の声っ! 連れ込んだのか? いそいで飛び起きる。 「じゅっ、11時!」 寝過ぎた! 「舞依……」 ベッドから飛び降りて声がするリビングを覗く。 ソファーの上で、男の肩に寄りかかる後ろ姿。 なんてこった! なんでそんないちゃいちゃしてるんだよ!