「っ……!?」 玄関に揃えられた女物の靴、があった。 なんてことがあったら、もう激怒なんだろうけど、そんなことはなく。 「やーっぱり来た」 意地悪そうに笑う、響が居ただけだった。 「絶対来ると思った」 なっ、……なんかすごく悔しいっ! 「ゆっ、夕飯っ……食べてないでしょっ、これ残り物っ」 タッパーを響の胸に押しつける。 「孤食とか寂しいから嫌だ」 私の手まで掴んだ響はそのまま私を引っ張ってリビングに向かおうとしてる。 でも、私…… 「靴!」