「よかったら……一緒にトスの練習しない?」 「え……?」 私が……この侑里ちゃんと? あの、美少女の侑里ちゃんと!? 「イヤならイヤって言って?無理はしてほしくないから……」 「逆に……いいの……っ!?」 私がこんな学校の有名人の人と……いいのかな!? 「もちろんっ!心瑠ちゃんと仲良くなりたいから」 な、なんていい子なの……? もう、惚れちゃいそう。 「じゃ、よろしくお願いします……!」 私はペコリと頭を下げた。 「こちらこそ」 そして私は侑里ちゃんとトスの練習を始めた。