暗雲に、光。のレビュー一覧
5.0
伊東につき御陵衛士となった藤堂平助の、志を貫いて散った最後の戦いーー油小路の変。
彼にとってのそれは、自分の心との戦いでもあったと思える、とても切なくなる短編作品。
最期まで「誠」を貫いて生きた藤堂平助。
楽しかった日々を思い出しながらも昔からの仲間と戦うことを決意した、それはとても辛かったのだろうと想像しました。
そんな彼の最期は、御陵衛士だけでなく新選組(特に試衛館時代からの人達)から見ても、切ないものだと思いました。
油小路の変など、御陵衛士についてはまだまだ勉強足らずな私…苦笑
ですが、平助の心情が伝わってくる良い短編作品でした(^^)
魁先生に相応しい先だった生き方と強い意志をこの作品を読み終えて改めて感じました。
先駆者は並外れた勇気がなければ先の未来を切り開く事などできないものですが…こちらの作品を読み私は新ためて…藤堂平助という彼が新撰組の魁として士気を高める勇気ある人だったんだと思いました…。
守りたいものはいつか形を変えても志は同じ‥。
そんな新撰組の中で藤堂平助さんは…誠の御旗に全うに筋を通し生きた人だったのではないかと思わせるほどの最後に悲しいけれど信頼する仲間に見送られ魁先生は役目を終えた事に新撰組の1人1人の温かさを感じさせてくれるそんな作品でした。
とても素敵な作品です☆
是非ご一読あれ‥‥‥‥!!
新撰組。
かつての仲間への想いを胸に秘め。
京の月明かり下で散った…命。
藤堂平助。
私は…歴史に関して全くの無知で、
時代に逆らうことの出来ない、彼らの無念を……
知ることもありませんでした。
胸の痛みが……止まりません。
人が死に伏す時。
何を感じ、何を思うのか……。
悲しいだけではなく、奥深さを感じる…
短編ながら、情感溢れる素晴らしい作品です。