ぼうっとダビデを見つめながら、ふと思った。
あれ? 私フラれたっけ? 私が告白しただけ…だよねぇ
「 ちょっと、ダビデ!これはフル価値もないって事?」
「 笑えるな、ダビデに真剣に言ってどうすんだ? ほら。」
いつの間にか戻って来ていた隼世くんに投げられたのはパックのイチゴヨーグルトジュース。
「 やる 」
「 どうも… 」
隼世くんが私にジュース~ 飲むのもったいないよ~
「 隼世くん、保健室に運んでくれてありがとね 」
「 今さらだな 」
「 ごめんなさい… 」
「 好きな奴が倒れたら助けるよな 」
「 うん、そうだね……… えっ!?」
ダビデ、今のは聞き違い?
好きな奴助けるって、あの時倒れたのは私だよね!間違いないよね?
うん、と言ってダビデ~
「 花帆… ダビデ見るな、俺見ろ!」
今… 私の名前、言ったよね?花帆って…
俺見ろって言ってるよね?
泣いていいかな、ダビデ…
「 隼世くん、もっかい… 名前呼んで?」
「 やだね 」
な、なぜっ!!
「 お前がダビデと別れたらな 」
は? ダビデと別れる?
いやいや、付き合ってないし、石膏像じゃん!
「 わ、わかった。別れる… さよならダビデ… 」
「 ブッ!!お前… やっぱバカだ… 本気で言うなって、あっははは!」
私は言う通りにしたまでなのに、今 隼世くんはダビデの頭を叩きながら大笑いしている。
なんで~ これじゃ私、変な奴じゃん。
最悪… それに、笑いすぎっ!

