私は体育館を出て教室に戻り、カバンを手に帰っていった。
翌日、昼休みに 私はなんとなく、美術室に行った。
「 ダビデ~ 私もう頭がピーマンだよ… どうしたらいい?せめてピーマン以外になりたいよ~ ダビデ聞いてる?」
私… アホだよね、ダビデに言ってどうすんのよ!
「 はぁ、ダビデ… 私 好きな人いるんだ~ しかも助けてくれたのに勘違いしててね、なんで気付かなかったのかな… 」
「 その好きな奴って誰?ダビデか?」
「 隼世くん!?」
また突然現れた隼世くんに、私は条件反射的に、ソロソロと横へ移動する。
「 で、誰?」
あっという間に間を詰められてしまった私は逃げ場を失ってしまった。
逃げるつもりはないのに…
「 なぁ、ダビデと俺ならどっちがタイプ?」
「 ダビデと?そんなの、比べるなんて!隼世くんに決まってる! 」
「 ピーマン頭でも答え出るじゃん。あと他に言う事ある?」
これは告白のチャンスじゃないの?
言う? 言っちゃう? 当たって砕ける?
「 私…… 」
「 言わない?」
私もう、砕ける!
「 私、隼世くんが好っ… 好… きです 」
言った、終わった 私の恋が… 砕けた。
「 あの時 運んだの俺ってわかった?」
「 え? あ、うん… 」
「 ならいい 」
そう言って美術室を出て行こうとする隼世くんが、ドアの所で止まり振り返った。
「 ダビデにキスすんなよ?」
「 はい!? し、しませんっ!」
なんなの、フラれたあげくにこのオチ!
最悪じゃん私~

