~昼休み~

「皐月、ごめん!俺、用事があるんだ!」

「あ、うん。わかった」

俺は皐月を残して屋上に向った

屋上には、女、女、女、とにかく

女が沢山〝あいつ〟を囲んでいる

「奏多くーん♡はい、あーん♡」

「奏多くーん、私の食べてー♥」

女どもが甘い声で〝あいつ〟に

迫っている

「二人のたべてあげるよ、だから
まってて(微笑」

「「「「「きゃああああ♥」」」」」

そう〝あいつ〟は、学校1イケメンでモテる

「奏多!俺だ!」

俺がそう言うと、女どもは、舌打ちをした

うっわぁ…………

女、こええええ

「あ、楓!ごめんね、すぐに戻ってくるから」