「いくらバスケ部でも許さん!来週の水曜日、放課後に追試!それでダメならお前は補習じゃ!」



「ケチ糞!俺の練習量足りんでインハイ優勝出来んかったらセンセーのせいじゃ!」



コロコロ変わる表情に、女の子も、男の子も頬を染めてしまう位に、神楽木君はイケメンさん。



「まあ、おバカな神楽木に追試だけを丸投げすんのもかわいそかけんな…浅田!」



「は、はひっ!」



神楽木君と会話をしていた先生が急に私に話をふってきたので、私はついつい驚いてしまいました。



「毎日放課後30分で良かけん、神楽木に勉強ば教えてやれ!」



えっ…私デスカ?