甘くて可愛い彼のヤキモチ 【短編.完】

「もも、こっち向け。……ごめん。ももは悪くないよな。俺の八つ当たり」

「……八つ当たり?」


顔を上げればバツが悪そうな相馬くんがいて。


「……嫉妬したんだよ。俺は近付けねぇのにアイツがちょっかい出しに行くから」

「そ、それって……」


ヤキモチ?


「見んな」


顔を赤らめてそっぽを向く相馬くん。

……可愛い。


「新くん」

「……なに」

「私、彼女って言ってくれて嬉しかったよ?」

「……っ」

「クリスマス、二人っきりで過ごせるね」


クスクスと笑いながらそう言うと、相馬くんの手が伸びてきて、そっと私の後頭部を引き寄せた。


「ん……」


ちゅっと軽く触れる唇。


「明日から堂々とももに触れる」