「あっ、見えたーっ!」 そうだよね、恋歌は前じゃなきゃ見れないんだもんね。 嬉しそうに跳ねる恋歌は楽しそう。 私も、そんな風に楽しめたら……………。 そう思って、選手の方を見た。 「さ、最悪……………」 「嘩琳ちゃん、なんか言った?」 「ううん、なんでもない。」 本当、最悪。 またアイツと目が合ってしまった。 もう一度、ちらっと見てみると、口を動かして何か言っている。