「あはっ、はは…」 でも、不意にその笑いも止まった。 場に嫌な空気が流れる。 「…見損なった。…見損なったよ、颯」 「…な…っ」 「残念!ゲームオーバーだよぉッ!」 「…どうしたんだよ…っ」 「…んー…分かんないらしい颯に教えてあげるね?…特別にー」 私は立ち上がって、ベンチの回りをクルクルと回った。 「……人狼は私だよっ」 「…梨真…?」 「……ホントに颯はダメダメだなぁ。…私、誰だか分かんないの?」 …颯は、まだ私を梨真だと思っているみたいだ。