ここでは光くんに話しかけることができた。

光くんをフォローし始めたのも一年前。

光くんがきっかけで、私もサイトに登録したのだ。


光くんのフォロワーは沢山いる。
クラスの女の子や、他校の女の子、他にもいっぱいいた。


私もその大勢の中の一人。

光くんはフォローしてくれたみんなに、フォローを返していた。

だから、私も光くんにフォローされている。

それが凄く凄く…嬉しかった。


だけど光くんは、ぴょんぴょんが私だと知らない。

知らないからこそ、こうやってここで話しかけることができるんだけど…。

知ってほしいのか、知ってほしくないのか、自分でもよくわからなかった。