シルス・グランジス



女医は
犯罪者だろうが


一人の患者として
ハイロを見ていた。




病室につくと、



ツーンとした異臭が
辺りに充満していた。



おむつや食事などは
介護ロボットが
してくれるが


頭髪の洗浄まではまだ
できていない。



それよりも
異常なのが、


どこから
侵入したのか、


ハエの多さだ。




病原菌を貰わないように 女医は防護服のような
ものを着ていた。