ハイロの着衣は 袖を捲らなければ、 腕の状態を 見ることは出来なかった。 だが、 ハエは 腕にだけ 卵を産み付けていた わけではなかったみたいだ。 ハイロは下まぶたに 違和感を感じたからだ。 下まぶたのなかで 何かが、動いているのが わかった。 ハイロは 日に日に 蛆による被害で 激痛に 耐えていた。