ハイロの皮膚では ウシバエの幼虫が 孵化しはじめていた。 最初らへんは 何も違和感を感じることもなかったハイロだが、 ウシバエの 蛆が皮膚内に侵入 しはじめると、 腕に痛痒さが 現れ始める。 静かな部屋で、 自分の腕に あのときに ハエが卵を 産み付けていたなんて ハイロは思っても いなかった。