シルス・グランジス




ドナーも
見つからないまま、


刻一刻と
時間が過ぎ行く中で、



ハイロは
妄想を
見るようになった。



次第に弱り行く、
孫に黒いモヤが


集まり、

孫の体を蝕んでいく。




ハイロは
必死にそれを
追い払う。







真冬の空で


ハイロは
神を恨んだ。


自分ではなく
なぜ孫にあんな
ことをと。


神を憎んだ。