シルス・グランジス


拘束それたまま
ベッドに横たわる
ハイロは


また真っ白な天井を
眺めていた。



病室のドアが
スーっと開き、



介護ロボットが
お馴染みの


お医者さんごっこの
セット箱を
持っていた。

ハイロは
ただただ
白い天井を
見つめていた。


徹底的な隔離状態に
され人との接触を
たたれたハイロは


もはや、もぬけの殻に
なっていた。




介護ロボットが
部屋を出たあと、


静かな部屋に
ぶぅ〜〜〜ん



と虫が飛ぶ

音が聞こえた。