シルス・グランジス






そして


事を得たとき



マグネス・グランジスは



異状精神者を
見事に演じきっていた。




マグネスは



『僕がコロシタ僕がコロシタ僕がコロシタ僕がコロシタ。』


そう淡々と

言葉を発しながら、




泣いていた。












警察内では

事件がこれ以上


起きないように



シルス・グランジスを

今後、どうするか


考えていた。