シルス・グランジス



「さて、僕も死のうかな。」


シルスは
血にまみれた地下で


マグネスらを
見送ると



一人になった場所で


考えた。


マリアを愛していた。
あの美しく散った肉片を

思い出し

あれなら

自分も完全に


破壊できる

そう思ったのだ。


たくさんの人間を
殺した自分に
神はほほえまない。



人が死に行く直前


人は何を思うか。

死は怖いのか

生きれるか死ぬのか

様々な事を考える。

それをシルスは
感じた。