シルス・グランジス




「ウッアァアアアアアア…
アッアシガァア」


慌ててマリアがバディを牢から
連れ出す。


「貴様!!何をしたぁあああ!!」

マリアは見えないシルスに
怒りを現しながら怒鳴り散らした。



「お前はひとまずここにいろ。」


マリアはバディを隅の方へ
座らせる。




「バカだなぁ。生きて
出られるわけないのに。
もうすぐ血の匂いで目覚めるよ…
あの子。」


シルスは
身を震わせながら
興奮していた。

彼にはやはりこの殺しでしか
楽しみを見つけられない。

ハイロは隣でそう思っていた。